金先物取引

FXと商品先物取引に
共通する4つの魅力

2019年04月24日

共通する4つの魅力

商品先物取引とFX(外国為替証拠金取引)には共通する魅力があることをご存知ですか?今回はその4つにスポットを当ててみましょう。

1.証拠金取引だから効率よくリターンが狙える

どちらも「証拠金取引制度」を採用しています。証拠金取引とは、口座に預け入れている資金を担保に、より大きな金額の取引ができるシステムのこと。自己資金を効率よく使ってハイリターンを狙えるのがメリットです。例えば、東京金(東京商品取引所に上場されている金)は約10万円を証拠金に460万円相当の金1kg(1枚)を取引できます。

自己資金(口座の預入金額)の何倍の取引かを示すレバレッジは、それぞれ次のようになっています。(3月11日現在、商品先物取引の証拠金は第一商品の必要証拠金額)

●FXのレバレッジ

<米ドル/円>

価格:1ドル=110円

1万ドルの取引に必要な証拠:4万4,000円

レバレッジ:1ドル=110円×1万倍÷4万4000円=25倍

(いずれの通貨ペアも、最大レバレッジは25倍)

●商品先物取引のレバレッジ

<東京金>

価格:1gあたり4,622円

1kg(1枚)の取引に必要な証拠金:11万7,000円

レバレッジ:1gあたり4,622円×1,000倍÷11万7,000円=39.5倍

<東京白金>

価格:1gあたり2,916円

1kg(1枚)の取引に必要な証拠金:7万2,000円

レバレッジ:1gあたり2,916円×500倍÷7万2,000円=20.25倍

<東京原油>

価格:1kℓあたり4万4,750円

50kℓ(1枚)の取引に必要な証拠金:32万3,000円

レバレッジ:1kℓあたり4万4,750円×50倍÷32万3,000円=6.9倍

<東京ゴムRSS3>

価格:1kgあたり197.8円

5,000kgの取引に必要な証拠金:7万5,000円

レバレッジ:1kgあたり197.8円×5,000倍÷7万5,000円=13.2倍

このようにレバレッジは、FXが最大25倍、商品先物取引は10~40倍程度。いずれも株の信用取引(最大レバレッジは約3倍)に比べて大きなレバレッジを効かせることができ、その分大きなリターンを狙うことができます。また、株の信用取引のように別途、専用口座を開設する必要もありません。

2.「売り」からの取引もOK

どちらも「買い」だけでなく、「売り」からも取引に入ることができるので、相場の上昇局面だけでなく、下降局面でも積極的に差益を狙えます。
「売り」から取引した場合は、価格が下がると利益が出ます。例えば、東京金の場合、4,700円で1枚売り、4,600円で決済したときの利益は次の通り。

1枚あたり差益100円×1,000倍=10万円(手数料・税金除く)

要するに、価格が上がると思えば「買い」から、下がると思えば「売り」から取引することになります。

ちなみに、FXでは金利の高い通貨を買うポジションを持つとスワップポイント(2通貨間の金利差相当分)を1日ごとに受け取れますが、逆に金利の高い通貨を売るポジションを持つとスワップポイントの支払いが1日ごとに生じます。

例えば、米ドル/円のでは、1万ドルあたり1日、買いなら+70円、売りなら-100円といった水準です(2019年3月現在の一般的な水準。取扱会社によって異なる)。米ドル/円の取引で、1万ドルの売りポジションを持つと、1日あたり100円の支払いが生じるというわけです。

このため、特に初心者の方はスワップポイントが受け取れる「米ドルの買い」に固執しがち。短期売買で円高・ドル安局面にもかかわらず、ドル買いから取引に入って失敗するのは初心者によくあるパターンです。為替取引の差損益に比べれば、スワップポイントによる損益はわずかなので、短期売買ならスワップポイントのことは気にせず、為替予想に集中すべきです。その点、商品先物取引はこうしたバイアスがかからないため、最初から価格予想に集中できます。

3.ターゲットを選びやすい

上場されている株の銘柄は、新興市場を含めると約3,600銘柄。この中から価格が大きく動きそうな銘柄を探すなんて考えただけでも大変です。しかも、銘柄によって企業情報や値動きの特徴(円高に弱いなど)も異なるので、より選択が難しくなります。

その点FXの場合は、日本人がメインに取引しているは5種類程度(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/ドル)。商品先物取引も、個人がよく取引しているのは金、白金(プラチナ)、石油関連商品(原油・ガソリン・灯油)、ゴムくらいです。ですから、ターゲット(取引対象)選びや情報収集に頭を悩ませたり時間をとられたりすることなく、トレーディングに集中できます。

4.情報の透明性が高い

為替相場や商品相場は、各国の金利や物価、経済成長、有事など誰でも入手できるグローバルな情報の影響を強く受けます。ですから、個別企業の特殊事情に価格が大きく左右される株に比べて情報面では透明性が高いといえるでしょう。

金取引を通貨ペアと捉えてみよう!

以上、4つの共通する魅力を見てきましたが、その他相場を予測する材料的にも共通するものがあります。先に紹介した商品は全て国際商品ですから、為替のドル・円相場に連動します。もちろん、テクニカル分析などの知識も役立ちますから、現在FXをトレードしている人なら、為替の知識とトレード技術はすぐに商品先物取引でも応用が効きそうです。

また、金は通貨としての特性を持っており、通貨ペアのように捉えるとFXの投資家にはわかりやすいでしょう。つまり、金を買うのは「金買い/円売り」、NY金を買うのは「金買い/ドル売り」と言えるということです。

取引期限のある商品先物取引は初心者向き?

ただ、商品先物取引とFXにも違いはあります。それは「取引形態」と「取引期限」の2つ。

取引形態については、商品先物取引が「取引所取引」、FXは主に「相対取引」です(クリック365は取引所取引)。取引所取引は、投資家の注文を取引所に集めて取引する方法で、どの取扱会社で取引しても価格は同じです。したがって、価格の透明性が高い取引といえます。

これに対して、相対取引は取引所を通さず、当事者同士で直接取引する方法。ですから相対取引のFX業者で取引する場合は、価格(為替レート)は業者によってマチマチです。

取引期限については、商品先物取引は「期限アリ」、FXは「期限ナシ」です。FXは無期限でポジションを保有できますが、一般にポジションの評価損が一定以上膨らむと強制的に決済するロスカットルールが設けられていますので注意しましょう。

商品先物取引には、6カ月~1年の期限があります。「期限がある取引はイヤ」という方も多いようですが、FXのスワップ狙いを除けば、元々どちらの取引も短期的な売買を繰り返して利益を積み上げることを目標としている人が多いので、それほど気にしてはいないようです。逆に期限があることで、含み損を抱えた株を大量に持っていて身動き取れないなんて状態になることはないと考えれば、パフォーマンスに良い影響を与えるなんてことも実際にあるのかもしれません。

 

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