金先物取引

知っておきたい
商品先物取引の基本用語
~ 枚、呼値、倍率 ~

2019年09月26日

金の取引単位は「1枚=1kg」

長い歴史がある商品先物取引では、今も独特の専門用語が使われています。専門用語の意味がわかると、取引の仕組みも理解しやすくなりますから、ここで覚えておきましょう。

まずは「枚」。これは「取引単位(取引する際の最小単位)」のことです。

商品先物取引では、商品ごとに取引単位が異なります。金は1kg、白金(プラチナ)は500g、ガソリンは50kl、ゴムは5t、トウモロコシは50t。このようにマチマチの数量で注文を出すと、わかりづらくて間違いの原因にもなるため、注文の際は「枚」を使うようになりました。例えば、「金を50kg買い」「ガソリンを150kl売り」ではなく、「金を50枚買い」「ガソリンを3枚売り」と言います。

株でも銘柄によって1株や100株、1000株といったように売買単位(単元株数)が異なっていますよね。売買単位が100株の場合、100株未満の取引はできません。商品先物取引でも同じ。例えば、金の取引単位は「1枚=1kg」なので、500gや1.5kgなどの取引はできないのです。

ちなみにこの「枚」という数え方、商品先物取引のルーツである江戸時代の米取引で、1枚、2枚と数える手形が使われていたことに由来しています。

金の呼値は「1g」

次は「呼値」。これは「値決めの対象となる数量」のことです。

これも商品ごとに異なります。金と白金は1g、ガソリンは1kl、ゴムは1kg、トウモロコシは1tです。

例えば、金の価格が相場表に4,900円と表示されていたら「1gあたり4,900円」ということ。ですから、1枚(1kg)あたりの金額は490万円(1gあたり4,900円×1,000g)となるわけです。

価格がいくらずつ動くかも、商品によってバラバラです。金と白金は「1円刻み」、ガソリンとトウモロコシは「10円刻み」、ゴムは「10銭刻み」。この値動きの最小単位を「呼値の単位」(刻み値、ティック)と言います。

金の場合、取引した価格から1ティック動くと、1枚あたり1,000円の差損益が生じることになります(売買手数料、税金は考慮しない。以下同じ)。

倍率を覚えておくと
総取引金額や損益がすぐにわかる

続いては「倍率」です。これは「取引単位を呼値で割った数値」のこと。

例えば、金は1,000倍(1kg÷1g)、白金は500倍(500g÷1g)、ガソリンは50倍(50kl÷1kl)、ゴムは5,000倍(5t÷1kg)、トウモロコシは50倍(50t÷1t)。

商品ごとの倍率を覚えておくと、総取引金額や損益がすぐに計算できるようになり大変便利です。例えば、白金を3,000円で1枚買った場合、倍率は500倍なので1枚あたりの総取引金額は150万円。仮に10円値上がりしたら、×500倍で5,000円の利益となるわけです。

最後は「レバレッジ」。これは「総取引金額を必要証拠金で割った数値(倍率)」のこと。株の信用取引やFXでもよく使われます。

例えば、金の1枚あたりの金額が500万円、必要証拠金が15万円だった場合、レバレジは33.3倍となります。この場合、最大で投下資金の33.3倍の取引が行えるということになります。

1枚あたりの必要証拠金は、商品ごと、取引会社ごとに異なり、そのときの価格変動に応じて変更されることもあるため、取引会社のホームページで確認してください。

商品ごとの取引ガイド一覧

最後に主な商品の、取引単位、呼値、倍率、必要証拠金などをまとめてみましたので、参考にしてください。※2019年8月16日現在。価格は先限終値。証拠金は第一商品の必要証拠金額。


 

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