金先物取引

先物取引って難しい?
~取引の仕組みとメリット

2020年01月17日

トレードで勝つためのコツはどれも同じ!

“先物取引”をネットで調べると、「先物取引とは、将来の予め定められた期日に、特定の商品(原資産)を、現時点で取り決めた価格で、売買することを約束する取引」(日本取引所グループHPより)といった説明が出てきます。もちろん正しいのですが、初めての人は読んだだけで「難しそう…」と思ってしまいますよね。

でも、ほとんどの個人投資家の目的は「売買して利益(キャピタルゲイン)を得る」ことですから、一番重要なのは「勝つ方法を知る」こと。そういう意味では、先物取引も株の現物・信用取引もFXもほとんど違いはありません。価格が上がると思ったら買い、下がると思ったら売り、予想通りに価格が動いたら利益を得ることができるというシナリオはどの取引でも同じです(現物株は「売り」から取引に入ることはできません)。

価格予想が当たれば儲けられる

仮に、金価格が1g=5,100円のとき、上がると思って買った場合と、下がると思って売った場合で、価格が100円動いた時の損益はそれぞれいくらになるでしょうか(取引手数料、税金は考慮しません)。取引数量は5kgとします。

●5,100円で買った場合

・価格が5,200円に上がり予想的中

1gあたりの差損益+100円(売った価格5,200円-買った価格5,100円)×5,000(5kg)
=50万円(利益)

・価格が5,000円に下がり予想ハズレ

1gあたりの差損益-100円(売った価格5,000円-買った価格5,100円)×5,000(5kg)
=-50万円(損失)

●5,100円で売った場合

・価格が5,200円に上がり予想ハズレ

1gあたりの差損益-100円(売った価格5,100円-買った価格5,200円)×5000(5kg)
=-50万円(損失)

・価格が5,000円に下がり予想的中

1gあたりの差損益+100円(売った価格5,100円-買った価格5,000円)×5000(5kg)
=50万円(利益)

このように「買い」から取引した場合は、予想通り価格が上がれば利益が出ます。反対に「売り」から取引した場合は、予想通り価格が下がれば儲かる、というわけです。

これは株の信用取引でも日経225先物でも同じ。そんなに難しくはありませんよね。

個別株よりも値動きが予想しやすい

結局のところ、何を取引するにしろ、最も重要なのは価格予想ということです。

先物取引には、日経225先物やTOPIX先物などの株価指数先物取引や、金や白金、ガソリンなどを対象とする商品先物取引がありますが、いずれも株の個別銘柄よりも値動きが予想しやすいと言われています。その理由としては、株価指数や商品相場は経済活動を全体的に捉えるマクロ経済や世界的な需給動向で動きますが、個別株の場合、加えて各企業の関連情報や決算分析など、ミクロな情報も必要になるからです。

また、投機的な売買を行う機関投資家の影響を受けにくいのもメリットと言えるでしょう。日経225や金相場などで人為的に相場を動かすには莫大な資金量が必要になりますから、個別株のように一機関投資家の売買で相場が大きく動くということは考えづらいからです。

「証拠金取引」と「取引期限」がある

先物取引が現物取引と大きく違うのは、「証拠金取引」と「取引期限がある」という点です。

証拠金取引とは、取引額の一部の資金を口座に預け、それを担保に取引すること。「少額の資金で大きな金額を取引できる」というメリットがあります。元手(証拠金)に対して何倍まで取引ができるかは商品ごとに異なります。

例えば、東京金の取引に必要な証拠金は1枚(1kg)あたり15万3,000円(2020年1月6日、第一商品の必要証拠金)。先の取引例では、5kgの取引なので、取引を始めるには76万5,000円の証拠金が必要ということになります。金 1gの価格が5,100円だとすると、総取引額は2,550万円。したがって、必要証拠金に対して何倍の取引ができるかを示すレバレッジは約33倍になります。もちろん、これは取引するのに最低必要となる金額で、もっとリスクを押さえ、余裕を持った取引を希望する場合は、証拠金を多めに預けて取引すると良いでしょう。

取引期限も商品によって異なります。東京金は最大1年。つまり買ったままでいられるのは最長でも1年間だけということです。この取引期限に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、こと「トータルで勝つ(利益を出す)」という点では、メリットにこそなれ、決してデメリットとは言えません。

というのも、株でなかなか勝てない人の典型的なパターンは、損切りができず、損失がどんどん膨らんで「売るに売れない」状態になってしまうこと。

価格予想が外れたら事前に決めた取引ルールに従って損切りし、次のチャンスにかける。そしてトータルで収益をプラスにもっていくというのが、勝つための有効な戦略と言われています。そういう意味では、むしろ取引期限があるほうが潔く損切りできるため、トレードが上達しやすいと言えるかもしれません。

「対面取引」を選ぶ人が増えている

取引の方法としては、自分で情報収集して判断し、パソコンやスマートフォンで注文を出す「ネット取引」と、営業担当者から情報提供やアドバイスなどを受けながら電話や店頭で注文を出す「対面取引」があります。

「今どき、対面?」と思うかもしれませんが、最近の商品先物取引の新規口座開設では対面取引の割合のほうが多くなっており、一般個人の新規口座数のうち対面取引の割合は、2017年が61.2%(ネット取引38.8%)、18年は64.1%(同35.9%)になっています。

対面取引を選ぶ人が増えている理由としては、以下の点が挙げられるでしょう。

◯相場観やトレード法、リスク管理、資産運用や税金対策などについて相談できる

◯グローバルな情報も入手しやすい

◯初めてでも安心

◯わからないことがあっても電話ですぐに解決できる

「先物取引が難しそう…」と思っていた人も、対面取引なら始めやすいのではないでしょうか。

 

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